STORY

中学最後の夏休みも終わりに差し掛かった頃、母方の祖父から天月羽紅に
地元の夏祭りに参加しないかという誘いの電話がかかる。
羽紅の祖父は地元の名家にして隠ヶ岳(かくれがだけ)の山中にある
かつて鬼の頭領「酒呑童子」を討った陰陽師の末裔。
そんな祖父からの突然の一報に重要な用件があることを察した羽紅はすぐに旅支度を整え、
祖父の待つ菱遣村(ひしやらいむら)へと向かった。

碧哉に誘われて潜った隠ヶ岳の洞穴で、羽紅は伝説の大鬼の魂と邂逅する。
そして待ち受ける血の惨劇。鬼に魅入られた彼女に果たして逃げ切る術があるのだろうか。