CHARACTER

天月羽紅
あまつき はく

中学三年生のお淑やかな少女。
一般家庭生まれのどこにでもいる少女だと本人は思っているが
普段の物腰と私服のセンスから友達から「お嬢様」とからかわれるのが悩みの種。
性格は温和で優しく協調性があり、他人の頼みごとをなかなか断れない。
将来は駆け落ちで実家から離れた母の代わりに日下部家に仕える覚悟を決めている。
日下部利昭
くさかべ としあき

平安の時代より続く由緒正しき名家、日下部家の十三代目当主。
人格者で村人達からは「お館様」と呼ばれて親しまれている。
生涯現役だと豪語しているが最近は杖が手放せなくなってきている。
息子利貞を事故で失っており、自身の後継者として羽紅を据えようと考えている。
日下部碧哉
くさかべ あおや

小学六年生の活発な少年。
お調子者でひねくれ者の天邪鬼だがその心根は決して卑しくはない。
村一番の名家の長男だが周囲からは問題児扱いされて敬遠されている。
父利貞亡き現在、後継者の筆頭だが、本人は継ぐ気まるでなし。
利昭もすでに匙を投げている。
日下部黄葉
くさかべ もみじ

小学四年生の病弱な少女。
耳年増で兄の碧哉に対してはやたらと大人の女性ぶろうとする。
生来身体が弱く、本ばかり読んでいるせいか都会に対して強い憧れと偏見があり
都会育ちの羽紅のことを「大人の女性」として尊敬している。
同じく「大人の女性」である立夏のことを気に入っており一緒にいることが多い。
峰岸柳太郎
みねぎし りゅうたろう

利昭の弟子。神社の権禰宜として日下部家で住み込みで働いている。
線が細く物腰柔らかいため一見して気が弱そうに見えるが
その意志は強く、自分が正しいと信じる道は決して譲らない。
亡き母のために今の神職に就いたらしいが、現状に若干の不信感を抱いているらしい。
松嶋立夏
まつしま りっか

日下部家の使用人を勤める妙齢の女性。
数年前に紹介所に斡旋されてやってきた雇われ者だが有能故にいつしか
家の一切を取り仕切るハウスキーパー的存在となっていた。
自分の過去をあまり語りたがらず、周囲からはミステリアスな印象を持たれているが
黄葉からはそこが気に入られてよく一緒に居る。